現(xiàn)在、経済のグローバル化のチャンスを著実にものにしている中國(guó)は、世界第2位のエコノミー、世界一の貿(mào)易國(guó)、世界で一番外資が集まる國(guó)、世界2位の対外投資國(guó)へと成長(zhǎng)している。中國(guó)が貿(mào)易、投資などの分野で、飛躍的に成長(zhǎng)を遂げるにつれ、中國(guó)などの発展途上國(guó)の臺(tái)頭が世界の経済勢(shì)力図に変化をもたらしている。それと同時(shí)に、中國(guó)と日本など、重要なエコノミーの関係にも変化が生じている。最近、在中國(guó)日本大使館?経済部の林禎二公使が取材に応じ、中日貿(mào)易の展望について自身の見(jiàn)方を語(yǔ)った。國(guó)際商報(bào)が報(bào)じた。

林公使は、「長(zhǎng)年、中國(guó)市場(chǎng)は段階的に開(kāi)放され、中國(guó)経済や日中の経済関係の面で大きな役割を果たしてきた。中國(guó)が改革開(kāi)放の精神を終始堅(jiān)持し、今でも中國(guó)経済の成長(zhǎng)の原動(dòng)力になっていると確信している」と語(yǔ)った。

林公使によると、2001年、日中の貿(mào)易総額は892億ドル（1ドルは約117.5円）。うち、日本の対中國(guó)の輸出が311億ドル、輸入が581億ドル。そして15年は、日中の貿(mào)易総額が2700億ドルで、うち、対中國(guó)の輸出が1093億ドル、輸入が1607億ドルだった。

林公使は、「この15年間、日中の貿(mào)易総額は2倍以上に増えた。分野別に見(jiàn)ると、対中國(guó)の輸出では、科學(xué)光學(xué)機(jī)器（デジカメなど）、自動(dòng)車関連の増加が顕著であるのに対して、輸入は、通信機(jī)器（スマホなど）、電気製品の増加が顕著になっている」と分析している。

投資の分野について、林公使は、「日中が今後、さらに連攜を強(qiáng)化する余地は大きい。03年、日中の投資総額は50億5千萬(wàn)ドルで、うち、日本の対中國(guó)投資が50億4000萬(wàn)ドルで、中國(guó)の対日本投資が700萬(wàn)ドルだったのが、15年には、日中投資総額が34億5千萬(wàn)ドルで、うち、日本の対中國(guó)投資が32.0億ドルで、中國(guó)の対日本投資が2億4千萬(wàn)ドルになった。中國(guó)の経済規(guī)模が拡大するにつれ、中國(guó)の対日本投資が約33倍増加した」と分析した。

ただ、林公使は、「日中の投資の増加率は満足いくものではなく、開(kāi)放の程度と自由化の水準(zhǔn)をさらに強(qiáng)化する必要がある」との見(jiàn)方を示す。