▽新型QQE
日銀が発表した金融政策の決議をみると、金利の調(diào)整がないが、これまでのマネーサプライ拡大目標(biāo)と比較すると、活性化政策がイールドカーブ(利回り曲線)を利用したコントロールに向かっており、これによって新型のマイナス金利政策(QQE)を?qū)g施しようとしていることがわかる。日銀は、新型QQE政策は主に2つの部分で構(gòu)成されるとしている。1つはイールドカーブによるコントロールで、短期金利と長(zhǎng)期金利を調(diào)整することにより、引き続き國(guó)債を買い入れて10年もの國(guó)債の利回りを0%付近で維持するようにするという。もう1つはインフレの大幅な調(diào)整の承諾で、マネタリーベースの水準(zhǔn)を拡大して消費(fèi)者物価指數(shù)(CPI)2%以上の目標(biāo)を達(dá)成し、さらに2%の上の方で安定させることを承諾するという。
劉副研究員は、「注目されるのは、日銀が現(xiàn)在力を入れているのは量的緩和を拡大するかどうかではなく、國(guó)際資本の大幅の調(diào)整という狀況の中で、日本の金融市場(chǎng)の安定を保障することだ。今年に入ってから、日銀のこうした目標(biāo)がますます鮮明になり、これまで打ち出された一連の政策をみると、長(zhǎng)期金利をゼロで現(xiàn)狀維持するなどがあり、いずれも日本の金融市場(chǎng)の安定のために制定された政策だといえる。日銀の巖田規(guī)久男副総裁が述べたところによれば、日銀が現(xiàn)在より重要だと考えていることは長(zhǎng)期金利への注目で、全體的なコントロールによって長(zhǎng)期金利の急上昇を防ぐ必要があると考えているという」と強(qiáng)調(diào)した。
日銀の黒田東彥総裁も記者會(huì)見で、「10年もの國(guó)債の利回りの操作目標(biāo)を0%程度とし、海外金利の上昇に応じて利回りを引き上げるということない」などと繰り返し述べ、これにより円の上昇が抑制された。
実際、FRBが利上げを行った今月15日、日本の10年もの國(guó)債の利回りは2ベーシスポイント上昇して0.075%となり、引き続き上昇傾向を示した。日銀は金利上昇を抑制するために國(guó)債の買い入れ額を増やすことなどを検討している。
黒田総裁は2%のインフレ目標(biāo)について、「目標(biāo)の2.0%程度は遠(yuǎn)い。そこで當(dāng)面のイールドカーブによるコントロールを維持することが妥當(dāng)だと考える。日本はインフレ率が2%で安定するまで引き続き當(dāng)面の金融政策を継続する。必要なら、日銀は物価安定の目標(biāo)に向けたモメンタムを維持するために金融政策を調(diào)整していく」などと述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年12月22日
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