8月10日、三里屯太古里南區(qū)広場にオープンした內(nèi)聯(lián)昇のポップアップ?ストア。伝統(tǒng)技術(shù)と革新製品を展示。（撮影·鄧偉）

このほど、北京市の三里屯太古里南區(qū)広場に巨大な「シューズケース」が現(xiàn)れた。近づいて見てみると、それは創(chuàng)業(yè)165年を誇る中國布靴の老舗?內(nèi)聯(lián)昇が、三里屯というこのトレンド発信地に開店させたポップアップ?ストアで「ジャンルを越えた」布靴の數(shù)十種類の新モデルを発売している。內(nèi)聯(lián)昇は今まさに、イノベーションを通じて「若返り」を図っており、若者のライフスタイルに溶け込みつつある。北京日報が報じた。

古風(fēng)で質(zhì)樸な布靴には、さまざまなデザインの刺繍が施されている。優(yōu)しい雰囲気のデザインから落ち著いたデザインまで、映畫やテレビドラマのさまざまな登場人物に合わせたデザインを提供している。先週末、內(nèi)聯(lián)昇とアニメ映畫「生きのびるために」、テレビドラマ「如懿伝」が共同で開発した、全く新しい一連の文化?クリエイティブ関連製品が三里屯ポップアップ?ストアに登場し、さまざまな新デザインがほどこされたマルチレイヤー布靴が並んだ。

ファッション?リーダーの集まる街?三里屯では、これまでにも多くの國際大型ブランドがポップアップ?ストアをオープン、あるいは新製品の発表を行ってきた。だが、北京の老舗がポップアップ?ストアを開店するのは、今回が初めて。ポップアップ?ストアがオープンしたところ、すぐに通行人の興味を引き、傍らの有名國際ブランドにも全く引けを取っていなかった。

面積100平方メートルほどのポップアップ?ストアに入ると、內(nèi)聯(lián)昇の無形文化遺産伝承者が靴製造技術(shù)のデモンストレーションを行っていた。職人は、麻縄をよって、靴底を打ち付け、足のサイズを計測して模様を描くといった布靴の製造工程を披露しながら、そこに込められた奧義を解説。また訪れた客も靴作りを體験することができ、靴をハンドメイドで作ることの難しさと面白さを體感していた。