このほど発表された「宅配便配達(dá)員についての考察報(bào)告2018」によると、2016年から現(xiàn)在までの間に、中國(guó)では宅配便の配達(dá)員が50％増加し、総數(shù)は300萬(wàn)人、平均月収は約6200元（1元は約16.2円）に達(dá)したという。人民網(wǎng)が伝えた。

この報(bào)告は第一財(cái)経商業(yè)データセンター（CBNData）と蘇寧易購(gòu)が共同で発表したもので、配達(dá)員たちの特徴から業(yè)務(wù)の発展?fàn)顩r、社會(huì)貢獻(xiàn)まで各方面から配達(dá)員を全面的に考察している。

▽中國(guó)の配達(dá)員は300萬(wàn)人以上 18年取扱量は490億個(gè)到達(dá)か

インターネット小売市場(chǎng)が発展し、宅配便のインフラが整備されるのにともない、中國(guó)宅配便産業(yè)は飛躍的成長(zhǎng)を?qū)g現(xiàn)した。同報(bào)告によれば、16年から現(xiàn)在までの間に業(yè)務(wù)量は57％増加し、18年の取扱量は490億個(gè)に達(dá)する見(jiàn)込みだ。また同期には配達(dá)員が50％増加し、総數(shù)は300萬(wàn)人を突破した。

國(guó)家郵政局がまとめたデータによると、中國(guó)の宅配便産業(yè)の発展能力が著しく高まり、それにともなって18年第1四半期には宅配便が介在したネット小売額が1兆5千億元に迫り、宅配便業(yè)務(wù)収入の國(guó)內(nèi)総生産（GDP）に占める割合は0.62％となり、GDPの伸びに対する寄與度は1％になったという。

▽5大出身地は江蘇?広東?山東?河南?浙江 主力は80後?90後

全國(guó)規(guī)模でみると、配達(dá)員の「大軍」が三線(xiàn)都市や四線(xiàn)都市から一線(xiàn)都市、二線(xiàn)都市へと流動(dòng)している。同報(bào)告によれば、全國(guó)で配達(dá)員を盛んに生み出しているエリアは江蘇省、広東省、山東省、河南省、浙江省で、いずれも人口の多い省だ。18年全國(guó)配達(dá)員數(shù)都市別番付では、北京、上海、広州、深セン、南京が上位に並んだ。配達(dá)員の一月あたり平均移動(dòng)距離は里帰り5回分に相當(dāng)するという。

年齢をみると、80後（1980年代生まれ）が主力で、90後（1990年代生まれ）が後に続き全體に占める割合が急上昇し、全體としては低年齢化の傾向がみられる。配達(dá)員は「お兄さん」が圧倒的多數(shù)を占めるが、「お姉さん」も増えている。配達(dá)員の質(zhì)も徐々に向上しており、同報(bào)告は、「配達(dá)員全體の教育水準(zhǔn)をみると大専（短大）、高校、商業(yè)高校、技術(shù)學(xué)校の卒業(yè)生が中心だ。配達(dá)員従事者の數(shù)が徐々に多くなるにつれ、教育水準(zhǔn)も全體として徐々に上昇し、大専以上が緩やかな増加傾向を維持している」と伝える。蘇寧物流のデータをみると、17年6月から18年6月までの間に、南京市では大學(xué)本科（4年生大學(xué)）以上の學(xué)歴をもつ配達(dá)員が前年同期比92.53％増加したという。