
上海交響楽団音楽ホールで世界の名曲を次々演奏した日本東京交響楽団 (撮影?郭容) 。
公益財(cái)団法人?東京交響楽団が14日夜、上海交響楽団音楽ホールで世界のさまざまな名曲を演奏した。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。
同日、中國(guó)交響楽発展基金會(huì)、上海市対外文化交流協(xié)會(huì)、日本文化庁などが共催する中日平和友好條約締結(jié)40周年を祝う「東京交響楽団中國(guó)上海2018公演」が行われた。
昨年、中日両國(guó)の文化大臣會(huì)合で、中日平和友好條約締結(jié)40周年の今年、両國(guó)が相手國(guó)に蕓術(shù)団體を派遣して公演を行うことで合意していた。
在日本中國(guó)大使館の程永華大使は祝辭を寄せ、「音楽は人類(lèi)共通の言語(yǔ)で、東京交響楽団は『東京交響楽団記念公演』などの一連の公演を行い、観客にハイレベルのアートの祭典を提供しているほか、中日文化交流、両國(guó)國(guó)民の相互理解、親睦を促進(jìn)する上でも新たな貢獻(xiàn)をしている」とした。
今回の公演では、飯森範(fàn)親氏が指揮者を務(wù)め、ゲストの中國(guó)のバイオリニスト?朱丹氏と東京交響楽団が、チャイコフスキーのバイオリン協(xié)奏曲を演奏した。日本?文化庁の宮村亮平長(zhǎng)官は祝辭の中で、「観客が日中のアーティストの素晴らしいコラボを楽しむことを願(yuàn)っている」と述べた。

公演前に取材に応えた東京交響楽団の大野順二楽団長(zhǎng) (撮影?陳靜) 。
1946年に設(shè)立された東京交響楽団は、文部大臣賞のほか日本の主要な音楽賞の多くを受賞している。同楽団はこれまで、海外57都市で公演を行ってきた。86年には、中國(guó)を訪問(wèn)した初の日本の交響楽団となった。東京交響楽団の大野順二楽団長(zhǎng)は、「公演で演奏される交響曲第9番『新世界より』などは、日中両國(guó)の國(guó)民がよく知っている曲。今回の公演が、日中平和友好條約締結(jié)40周年を機(jī)に、新たな出発地點(diǎn)となり、友好交流の新しい世界が切り拓かれることを願(yuàn)っている」と話す。
指揮者の飯森範(fàn)親氏は、「日中平和友好條約締結(jié)40周年を機(jī)に、両國(guó)がこのような記念活動(dòng)を開(kāi)催するのはとても喜ばしいこと。両國(guó)のアーティストは日中友好のために取り組むべきだ」と語(yǔ)った。
中國(guó)のバイオリニスト?朱丹氏は、「日本のアーティストと共に、各名曲を演奏し、両國(guó)の友好に貢獻(xiàn)でき、とても光栄だ」と語(yǔ)った。
公演では、中國(guó)內(nèi)蒙古(內(nèi)モンゴル)鳥(niǎo)拉特(ウラド)民歌「鴻雁」や日本の民謡も披露された?!给櫻恪工违隶Д恧为?dú)奏を披露した東京交響楽団に所屬する唯一の中國(guó)人?黃原亮司氏は、「僕は上海出身。『鴻雁』は、中國(guó)ではお馴染みの曲だ。鴻雁は平和の象徴でもあり、今回それを演奏できたのはとても意義のあること」と語(yǔ)った。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年8月16日
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