中國交通運輸部（省）は、全國都市部の軌道交通（地下鉄や次世代型路面電車LRT）の営業(yè)距離が、2020年までに6千キロメートルを上回る見通しであると明かした。中國新聞社が報じた。

交通運輸部は14日、「2018年10月末の時點で、中國大陸部（香港?マカオ?臺灣地區(qū)は含まず）の24省（自治區(qū)?直轄市）35都市において、軌道交通が運営されており、路線総數(shù)は163路線、総運営距離は4909キロメートルに及んでいる。このほか、今後7700キロメートルの敷設(shè)を計畫しており、このうち6千キロメートルはすでに著工している」と紹介した。

交通運輸部運輸サービス司の王繍春?副局長は、「都市軌道交通は、都市公共交通の要であり、都市総合交通システムの重要な構(gòu)成要素である。都市軌道交通の安全運行は、國民の生命と財産の安全を保障し、都市交通渋滯を緩和し、環(huán)境汚染を削減する上で、極めて重要な役割を果たしている」との見方を示した。

また、王副局長は、以下の通り強調(diào)した。

「都市軌道交通の急速な発展に伴い、素質(zhì)の高い従事者、特に技能型人材に対するニーズがますます切実になってきている。最前線で運行業(yè)務(wù)に攜わる職員、特に列車運転士?車掌?司令員など、重要ポスト従事者の技能水準(zhǔn)や知識水準(zhǔn)をいっそう高め、一定規(guī)模と合理的な構(gòu)造を備え、卓越した技術(shù)を持ち、優(yōu)れた業(yè)務(wù)態(tài)度で仕事にあたる技能人材チームの形成に盡力することは、當(dāng)面および今後の都市軌道交通業(yè)における重要任務(wù)のひとつとなっている」。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年11月16日