▽日系車市場(chǎng)に圧力
業(yè)界関係者は、中國(guó)獨(dú)自ブランド車の販売臺(tái)數(shù)が11カ月連続で落ち込み、市場(chǎng)シェアも大幅に縮小しているのに、これまで強(qiáng)みを発揮してきた日系車がシェア奪回のチャンスをつかまえられないどころか、低下の道をどんどん進(jìn)んで行くのはなぜだろうかと疑問(wèn)を発する。
確かに、獨(dú)自ブランド車の生き殘りの可能性はどんどん狹まっている。獨(dú)自ブランド車が奪い取られた市場(chǎng)シェアは、別のブランド車がわれ先にと手中にしている。同協(xié)會(huì)が発表したデータによれば、今年1~7月の日系ブランドの中國(guó)市場(chǎng)車市場(chǎng)におけるシェアは、前年同期の15.1%から15.3%に上昇し、上昇幅は0.2ポイントにとどまった。一方、ドイツ車の市場(chǎng)シェアは19.6%から21.5%に上昇し、米國(guó)車は12.3%から12.8%に上昇し、上昇幅はいずれも日系車を上回った。
ドイツ車は中國(guó)自動(dòng)車市場(chǎng)でこれまでずっと強(qiáng)い立場(chǎng)にある。フォードを代表とする米國(guó)車は最近は目を引く動(dòng)きをみせており、特に「クーガ」をうち出すと、フォードブランドの影響力や販売臺(tái)數(shù)が大きく伸びた。データによると、今1~7月のフォードの中國(guó)販売臺(tái)數(shù)は同33.2%増加し、累計(jì)販売臺(tái)數(shù)は64萬(wàn)31臺(tái)に上り、フォードが12年に中國(guó)で達(dá)成した62萬(wàn)6616臺(tái)という數(shù)字を抜いた。このうち長(zhǎng)安フォードの7月の販売臺(tái)數(shù)は前年同月比18.9%増加し、1~7月の累計(jì)は同35.7%増加した。
▽戦略の誤りとの指摘
一部の業(yè)界関係者は、日系車の販売臺(tái)數(shù)減少の原因の一つに他のブランドとの競(jìng)爭(zhēng)の圧力があるが、より重要な原因は日系車自身が抱える問(wèn)題にあるという。ドイツ系車のディーラーは、「(日系車自身が抱える問(wèn)題とは)たとえば製品の位置づけが誤っていること、新車導(dǎo)入ペースが遅いことなどだ。コンパクトカー市場(chǎng)を例に挙げると、現(xiàn)在の中國(guó)では最も売れ筋は価格8萬(wàn)元から12萬(wàn)元のものだが、日系車の主流コンパクトカーのいくつかは価格設(shè)定がこの範(fàn)囲を上回る?,F(xiàn)在、日系車のリニューアルは車型の垂直型のバージョンアップが主流で、新型車が研究開発されることは少なく、中國(guó)消費(fèi)市場(chǎng)の変化に追いつけずにいる」と話す。
実際、釣魚島(日本名?尖閣諸島)の問(wèn)題が起こる以前は、中國(guó)での市場(chǎng)シェアの低下にともなって、日系車は製品に関する問(wèn)題を意識(shí)し、発想を変えて、新型車の導(dǎo)入や人材の現(xiàn)地化などを進(jìn)めてきた。特に昨年以降は、中國(guó)市場(chǎng)における新型車導(dǎo)入ペースを次々に加速させてきた。ホンダは中國(guó)市場(chǎng)向けに開発したミドルクラスカー「クライダー」やミニバン「ジェイド」をうち出し、長(zhǎng)安マツダと一汽マツダも初のスポーツ用多目的車(SUV)の「CX-5」と「CX-7」を相次いで発売した。トヨタも次世代「カローラ」と「レビン」を同時(shí)に中國(guó)市場(chǎng)に投入する予定だ。
だが現(xiàn)在の市場(chǎng)データをみる限り、これらの新車種は戦いに備えて磨きをかけなければならない。そうしなければ日系車が再び陣地を獲得するのは難しいといえる。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年8月19日
![]() |
このウェブサイトの著作権は人民日?qǐng)?bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無(wú)斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386