〇「ダブル12」の売上、あえて言及せず

とはいえ、淘寶のモデルチェンジが思惑通りに成功するのか否かについては、もう少し様子を見る必要がある。

5年前に社會(huì)人になった宋さん（女性）は、「私は基本的に淘寶で買い物はしない。ネットショッピングは、自分の生活の一部となっているが、一部ブランドショップの公式オンラインショップをもっぱら利用している。もはや淘寶での『商品あさり』は眼中にない。以前は安さにつられて買ったものもあったが、実際は全く使えないものばかりだった」と指摘、ダブル12の予定については、「自分のネットショッピング後遺癥は、すぐには治りそうにない（しばらくはネットショッピングの予定は無い）」と話した。

アリババに限らず、京東や蘇寧などの競(jìng)合相手も、「ダブル12」の売上を虎視眈々と狙っている。蘇寧は11月中旬以降、「チャンスを逃さないで！後悔しないで！」をキャッチフレーズにした「ダブル12」の広告を、數(shù)多くの地下鉄駅やエレベーターに登場(chǎng)させた。蘇寧関係者は、「ダブル12期間中、全國主要都市では『半日でお屆け』、重點(diǎn)都市では『1日3回発送』、一部都市では『全店舗で快速発送』サービスを?qū)g施する。注文して2時(shí)間以內(nèi)の商品配達(dá)を目指す」と語った。

「ダブル11」が終わり、ブラックフライデー商戦がついこの間繰り広げられたばかりであることから、各家電店は、「ダブル12」にどれだけの注文を獲得できるのか、軒並み控えめな見方をしているようだ。アリババの場(chǎng)合は、目標(biāo)売上を聲高らかに発表した「ダブル11」とは異なり、「ダブル12」の売上予測(cè)については、固く口を閉ざしている（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月8日