三、中比は南中國海をめぐる紛爭の解決について既に共通認識に達している
73.中國は斷固として南中國海諸島の主権を守り、フィリピンが中國の島嶼?礁を不法に侵略?占領することに斷固として反対し、フィリピンが一方的な主張により中國の管轄海域で権利を侵害する行動をとることに斷固反対する。同時に、南中國海の平和?安定を擁護するという大局から出発し、中國は高度な自制を保ち、中比の南中國海をめぐる紛爭を平和的に解決することを堅持し、そのために、たゆまぬ努力を払っている。中國は海上における見解の相違を管理制御すること、実務的な協(xié)力を推進することなどについて、フィリピンと何度も協(xié)議を行い、雙方は話し合いを通じて南中國海をめぐる紛爭を解決し、見解の相違を適切に管理制御することで重要な共通認識に達した。
(一)話し合いにより南中國海をめぐる紛爭を解決することは中比の共通認識であり約束である
74.中國は一貫して主権および領土保全の相互尊重、相互不可侵、相互の內政不干渉、平等互恵、平和共存の五原則に基づき、各國との友好関係を発展させることに努める。
75.1975年6月、中比の関係が正?;贰I國は関係コミュニケで、両國政府が武力に訴えず、互いに武力よる威嚇を行わないことに同意し、あらゆる紛爭を平和的に解決することを明確に指摘した。
76.実際のところ、中國の南中國海問題の解決における「紛爭棚上げ、共同開発」という提議は、まずフィリピンに対して提起したものであった。1986年6月、中國の指導者の鄧小平がフィリピンのサルバドル?ラウレル副大統(tǒng)領と會見した際、南沙諸島は中國に屬していると指摘し、同時に関係の紛爭に対しては「この問題をまず棚上げし、しばらく放置する。數(shù)年たってから、われわれは席について、気持ちを落ち著けて冷靜に各方面が受け入れることのできる方法について協(xié)議しよう。われわれはこの問題でフィリピンやその他の國との友好関係を妨げるようなことはしない」と表明した。1988年4月、鄧小平はフィリピンのコラソン?アキノ大統(tǒng)領と會見した際、「南沙諸島問題に対しては、中國は最も発言権を持っている。南沙は歴史的に中國の領土で、長い間、國際的に異議がなかった」、「両國の友好関係から出発し、この問題はまず棚上げし、共同開発の方法を採用しよう」と重ねて表明した。その後、中國は南中國海をめぐる紛爭の処理および南中國海の周辺諸國との二國間関係を発展させる問題において、鄧小平の「主権は中國に屬し、紛爭を棚上げし、共同開発をする」という思想をずっと貫いている。
77.1980年代以來、中國は話し合いによって中比の南中國海をめぐる紛爭を管理制御?解決することについて一連の主張と提案を打ち出し、南沙諸島に対する主権、南中國海をめぐる紛爭を平和的に解決する立場と、「紛爭棚上げ、共同開発」の提案を何度も重ねて表明し、外部勢力の介入に明確に反対し、南中國海問題の國際化に反対し、紛爭で両國関係の発展に影響をもたらすべきではないことを強調した。
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