五、南中國(guó)海問(wèn)題を処理する中國(guó)の政策

121．中國(guó)は南中國(guó)海の平和と安定を守る重要な力である。中國(guó)は一貫して『憲章』の趣旨と原則を順守し、國(guó)際法治の擁護(hù)と促進(jìn)をしっかりと行い、國(guó)際法を尊重し、実行し、中國(guó)の南中國(guó)海における領(lǐng)土主権と海洋権益を確固として守るとともに、話し合い、協(xié)議によって紛爭(zhēng)を解決することを堅(jiān)持し、規(guī)則、メカニズムによって見解の相違を管理制御することを堅(jiān)持し、互恵協(xié)力を通じてウインウインを?qū)g現(xiàn)させることを堅(jiān)持し、南中國(guó)海を平和の海、友情の海、協(xié)力の海にすることに力を注いでいる。

122．中國(guó)は地域內(nèi)の諸國(guó)と共に南中國(guó)海の平和と安定を守ることを堅(jiān)持し、各國(guó)が國(guó)際法に基づいて南中國(guó)海で享受する航行と上空飛行の自由をしっかりと擁護(hù)し、地域外の國(guó)が地域內(nèi)の諸國(guó)の努力を尊重し、南中國(guó)海の平和と安定を守る問(wèn)題において建設(shè)的役割を果たすように積極的に呼びかけている。

（一）南沙諸島の領(lǐng)土問(wèn)題について

123．中國(guó)は南中國(guó)海諸島およびその付近海域に対する主権を斷固として守っている。一部の國(guó)が南沙諸島の一部の島嶼?礁に対して不法な領(lǐng)有権の主張を提出し、また武力を用いて侵略し占領(lǐng)することは、『憲章』と國(guó)際関係の基本準(zhǔn)則に対する深刻な違反で、不法かつ、無(wú)効なことである。これに対し、中國(guó)は斷固として反対し、また関係國(guó)が中國(guó)の領(lǐng)土への侵害を停止するよう要求している。

124．中國(guó)は終始一貫してフィリピンを含む直接関係國(guó)と歴史的事実の尊重ということを踏まえて、國(guó)際法にのっとって、話し合いによって関係紛爭(zhēng)を解決することに力を入れている。

125．周知のように、陸地領(lǐng)土問(wèn)題は『條約』の調(diào)整事項(xiàng)に含まれていない。そのため、南沙諸島の領(lǐng)土問(wèn)題は『條約』に適用しない。

（二）南中國(guó)海の海洋境界畫定問(wèn)題について

126．中國(guó)は、直接関係國(guó)と『條約』を含む國(guó)際法にのっとって、話し合いによって南中國(guó)海の海洋境界畫定問(wèn)題を公平に解決することを主張している。境界畫定問(wèn)題が最終的に解決されるまでは、各方面は自制を保ち、紛爭(zhēng)を複雑化、拡大化させ、平和と安定に影響を與えるような行動(dòng)をとるべきではない。

127．1996年、中國(guó)は『條約』を批準(zhǔn)した際に、「中華人民共和國(guó)は海岸が向かい合っている國(guó)あるいは隣接する國(guó)と、協(xié)議を通じて、國(guó)際法を踏まえたうえで、公平の原則にのっとって各自の海洋管轄権の境界線を畫定する」と宣言した。1998年、『中華人民共和國(guó)排他的経済水域及び大陸棚法』は中國(guó)と海洋隣國(guó)との間の海洋境界畫定問(wèn)題を解決する原則的立場(chǎng)を一歩進(jìn)んで明確にさせた。すなわち「中華人民共和國(guó)は海岸が隣接あるいは向かい合う國(guó)と排他的経済水域と大陸棚に関する主張が重なる場(chǎng)合、國(guó)際法を踏まえたうえで公平の原則にのっとって協(xié)議によって境界線を畫定する」、「この法律の規(guī)定は、中華人民共和國(guó)が享受している歴史的権利にも影響を與えない」。

128．中國(guó)は一方的な行動(dòng)で海洋管轄権を中國(guó)に無(wú)理に押し付けようとたくらむいかなるやり方も受け入れず、中國(guó)の南中國(guó)海における海洋権益に損害を與えるいかなる行動(dòng)も認(rèn)めない。