四川省成都市雙流西南航空港経済開発區(qū)でこのほど、世界初の新エネ懸垂式モノレール試験線が、人々の注目を集めた。白と黒のパンダ模様を採用しているため、「パンダ號(hào)」という愛稱で親しまれている。光明日?qǐng)?bào)が伝えた。

新エネ懸垂式モノレールプロジェクト?チーフデザイナー、西南交通大學(xué)首席教授の■婉明氏（■は曜のつくり）は、記者のインタビューに応じた際に、「新エネ懸垂式モノレールは新型の都市軌道交通手段で、軽量型、中速度、中程度の輸送量を持つ公共交通ツール。安全、グリーン、エコロジー、全自動(dòng)化、全天候型、低コスト、高コストパフォーマンスなどの特長(zhǎng)を持つ」と述べた。

情報(bào)によると、同試験線の設(shè)計(jì)上の時(shí)速は60キロで、車両の全長(zhǎng)は1両當(dāng)たり18メートル、幅は2.3メートル、定員は120人?！鐾衩魇悉?、「これは中國がドイツと日本に続き、懸垂式モノレール交通技術(shù)を世界で3番目に把握した國になったことを意味する」と話した。同試験線は高圧電線により動(dòng)力を供給するのではなく、リチウム電池パックを列車のけん引動(dòng)力としている。これは世界初の快挙となる。中國は関連技術(shù)において完全に獨(dú)自の知的財(cái)産権を持っており、これは中國レール交通分野の重大な革新だ。

遠(yuǎn)くから見ると、新エネ懸垂式モノレールは人の頭上を運(yùn)行しているように見えるが、この新技術(shù)の安全性と安定性は高いのだろうか？

■婉明氏によると、車両は運(yùn)行中に箱型のレール內(nèi)に入った狀態(tài)のため、脫線事故が生じることはない。列車が空中の専用レールを運(yùn)行中に、その他の物體と衝突することもなく、安全が十分に保障されるという。専門家によると、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で最大のリスクになっているのは運(yùn)行中に電力が盡きることだ。緊急事態(tài)時(shí)には車両の前後の窓が開けられるようになっており、そこから乗客は滑り臺(tái)やはしごで避難することができる。また、別の列車に乗り換えることも可能で、安全に避難できる。