中國の決定は國內(nèi)で喝采を浴びるとともに、國際社會もこの中國の思い切った環(huán)境保護措置を高く評価した。ただ日本を代表とする一部の先進國は「行き場を失った」プラごみの処理に頭を悩ませることになった。
▽苦境の中に希望も
日本の複數(shù)の専門家が指摘するように、中國が「海外ごみ」の輸入を禁止したことで、日本のごみ輸出企業(yè)は仕切り直しを迫られることになった。
日本紙「日本経済新聞」の報道によると、福岡県嘉麻市のごみ輸出企業(yè)が今年3月、福岡地方裁判所で破産手続きを開始した。日本最大の企業(yè)情報データベースを擁する株式會社東京商工リサーチが発表した研究結(jié)果によると、「これからもっとたくさんのごみ輸出企業(yè)が倒産の危機に直面することになる」という。
だが中國の「海外ごみ」制限は、日本のリサイクル企業(yè)に新たなチャンスをもたらしたともいえる。たとえばこれまでプラごみを中國企業(yè)に売卻してきたキャノンなどの企業(yè)は、これから日本國內(nèi)で「後継者」を見つけなければならないからだ。
首都圏郊外の鉄道沿線には、廃棄物処理業(yè)者の看板が増えている?!溉战U新聞」によると、茨城県笠間市の亜星商事は今年、同県內(nèi)のごみ処理工場に數(shù)億円の追加投資を行って処理能力の向上をはかるほか、8月には千葉県にも新たにごみ破砕処理工場を建設(shè)する計畫だ。
日本のプラスチック循環(huán)利用協(xié)會のデータでは、16年に日本で排出されたプラごみのうち、リサイクルされて再生プラスチックや紡績原料になったものは23%だった。同協(xié)會は、「この比率を上げれば、日本経済に新たな成長ポイントをもたらす」との見方を示す。
![]() | ![]() |
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn