陽光學(xué)校の教室の一角(汪婉參事官提供)
海外に住む中國人の子供たちの中國語教育の不足は深刻な影響及ぼす
海外に駐在する外交官や中國資本機(jī)関の職員たちは、海外に住む中國人の子供たちが十分な教育を受けることができなければ、子供の將來や國の持続可能な発展、ソフトパワーの建設(shè)などにも大きな影響が及ぶと懸念している。汪校長は以下の3つの影響を指摘している。
1.中國國內(nèi)の義務(wù)教育と足並みをそろえることができなければ、子供の將來に影響を與える。中國の法律は、義務(wù)教育を受ける権利は全ての國民にあるとしているものの、その権利は海外に住む中國人まではまだカバーされていない。現(xiàn)在、海外に住む中國人は3つの方法で子供の教育問題を解決している。1つ目は、子供を中國に殘して教育を受けさせる方法。この場合、子供が愛情不足となり、家庭における教育も不足するため、子供の成長や安定した家庭という面で悪影響を及ぼす。2つ目は、子供をローカル學(xué)校に入學(xué)させてローカル教育を受けさせる方法。3つ目は子供をローカルの中國語學(xué)校に入學(xué)させる方法。2つ目と3つ目は中國國內(nèi)の教育と足並みをそろえていないため、子供たちは帰國後、その教育思考やスタイルにすぐに適応することが難しくなる。また、中國語の勉強(qiáng)もしなければならず、本來は賢かった子供が勉強(qiáng)についていけなくなってしまい、學(xué)校に行くことすら嫌がるようになってしまう子供さえいるという。
2.國のソフトパワー建設(shè)や外交の持続可能な発展と國の海外進(jìn)出戦略に悪影響を及ぼす。中國の経済が発展し、総合的な國力が向上しているのを背景に、特に國が海外進(jìn)出戦略を?qū)g施するようになって以降、海外で外交から教育、経済、テクノロジー、ニュースなど各分野で活躍する中國人が増え、海外に投資する企業(yè)も増えている。つまり、子供の中國語教育という問題を抱えている中國人がますます増加しているということでもある。
3.中國に対する子供たちの愛著が不足している。これは次の世代にも影響を及ぼし、國の根本的な部分にも影響が出る。汪校長は、「海外に住む中國人の子供というのは特殊なグループで、子供のころから親と共に海外で生活しているため、視野が広く、経験、知識も豊富で、いろんな人と交流して、言語能力とコミュニケーション能力、適応力なども優(yōu)れている。これは、國際人の育成に絶対必要なこと。しかし、彼らは海外の教育しか受けておらず、外國語を流ちょうに話し、思考パターンや価値観も外國式で、中國に対する子供たちの愛著が不足している」と指摘する。
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